眼精疲労の症状や原因、解消方法などについて知りたい方に

眼精疲労と隠れ斜視


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眼精疲労が改善しない場合は「隠れ斜視」を疑ってみましょう。しつこい疲れ目や頭痛、肩こりの原因の一つに隠れ斜視があるからです。

 

日本人の2人に1人、およそ6000万人が隠れ斜視と言われています。隠れ斜視は見た目には症状が出ないため、自覚できず対応も遅れがちになります。

 

眼精疲労の対策をいろいろ講じても改善しない場合、斜視の専門医を受診してみましょう。(参考:日本弱視斜視学会のホームページにある斜視専門医のリスト)

 

 

 

 

●●●● 自分では気づきにくい斜視がある! ●●●●

 

斜視とは、両目が見ようとする目標に一致して向かわず、一方の目は目標に向いているのに、片方の目はよそを向いている状態です。両目の視線がずれている症状です。

 

斜視には、@常に斜視が現れている状態の斜視、A時々現れる症状の斜視(医学上は「間欠性斜視」と言います。)B目を閉じている時だけ斜視で、目を開けると修正される隠れ斜視(医学上は「斜位」と言います。)があります。

 

「間欠性斜視」は時々現れる斜視であり、隠れ斜視(「斜位」)は潜伏性で外見上は自覚できない斜視であるため、自分では気づきにくいと言えます。

 

 

 

●●●● 「間欠性斜視」と眼精疲労 ●●●●

 

間欠性斜視は、日本人に多く見られる斜視で、全国に280万人近くいると言われています。

 

間欠性斜視の人は、通常は脳と外眼筋(眼球の向きを調節する目の筋肉)が頑張ってカバーし両目の向きのずれを修正していますが、疲れて来ると両目の向きがずれ、斜視の症状が現れてきます。このように疲れた時などに、時々斜視が現れるのです。

 

そうなると、脳や外眼筋の疲れの上に、ピントも合いにくくなり物が二重にみえたりぼやけたりして疲れが増し、眼精疲労や頭痛、肩こりを引き起こす原因につなるのです。

 

間欠性斜視の人は、疲れてくると無意識のうちに片方の目をつぶっていることがあります。これは疲れた時に片目だとピントが合ってはっきり見えるからです。間欠性斜視は片目をふさいで見ると、症状が治まるのが特徴です。

 

 

 

●●●● 「隠れ斜視」と眼精疲労 ●●●●

 

隠れ斜視(斜位)は、目を閉じている時、両目の向きにずれのある状態ですが、目を開けるとそのずれが修正されます。(物が二重に見えることはありません。)

 

この修正は脳と外眼筋が頑張って、目の向きがずれないようにカバーしている状態です。その頑張りが眼精疲労や頭痛、肩こり等ににつながるのです。

 

ただ、隠れ斜視でも全ての人が眼精疲労になるわけではなく、両目の向きのずれの角度が大きい人ほど疲れ目になりやすいと言われています。

 

自分が隠れ斜視であるか否かを見分ける簡単なテスト法があります。
次の手順で試してみましょう。

  1.  周りの人に5m先で新聞紙を「横にして」持って立って貰います。
  2.  両目を開けたまま片目を交互に隠しながら5秒ずつ新聞紙を見ます。
  3.  その時左右で新聞紙1枚(幅50cm)以上ずれて見えるか確認します。

 

新聞紙1枚の幅(50cm)以上ずれて見えれば、両目のずれの角度は大きく隠れ斜視と考えられますので、斜視の専門医の診断を受けるようにしましょう。

 

 

 

●●●● 「斜視」の治療法 ●●●●


斜視の治療は、症状により斜視用のプリズムメガネを利用する方法と目の筋肉の位置を少し動かす手術があります。

@ プリズムメガネの利用
 目に入る光の角度を変えることができるプリズムメガネを利用すると、負担が軽くなり目が疲れにくくなります。
 眼科の診断を受け、眼鏡店へ処方箋を持参してメガネを作ります。一般のメガネ代プラス0〜5000円程で作れます。

 

A 手術
 目のずれを直すために、斜視の角度に合わせて目の筋肉の位置を少し動かす手術を行います。日帰り手術が可能です。手術費用は保険適用で3〜5万円程です。
 手術する場合は、医師より斜視手術の限界等についてよく説明を受けましょう。

 

 

 

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