眼精疲労の症状や原因、解消方法などについて知りたい方に

眼精疲労と頭痛


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頭痛がひどい時は、眼精疲労を疑ってみましょう。頭痛は、眼精疲労の症状の一つとして起こることがあります。この頭痛は、「緊張型頭痛」と呼ばれています。

緊張型頭痛の起こるケースとして多いのは、パソコン作業など同じ姿勢をとり続けながら目を酷使する場合で、首すじから肩にかけての筋肉の緊張や目の筋肉の緊張が、頭の筋肉にまで影響するのです。また、精神的ストレスなども大きな誘因となります。

緊張型頭痛の特徴は、頭に輪をかけられているような締め付けられる痛みですが、疲労のたまる午後に症状が悪化する人が多いようです。



●●●●「緊張型頭痛」への対処法 ●●●●


緊張型頭痛が起こったら、先ず薬以外で対処するようにします。緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の緊張や目の筋肉の緊張、精神的ストレスなどによって起こる頭痛ですから、何よりもリラックスすることがポイントです。具体的な対処法をご紹介しましょう。

1、小まめな休憩
@ パソコンやデスクワークを長時間継続する場合は、途中で小まめに休み緊張をほぐすことがとても重要です。1時間毎に最低10分間程度は休むようにしましょう。作業をしていると、つい夢中になりますので、パソコンの設定でアラームが鳴るようにしたり、携帯・スマホのアラームを活用して確実に休憩をとります。

A 小休憩中には、遠くのものをぼんやり眺めて目を休め、頭痛のケアとして首筋を伸ばしたり全身を伸ばしたりしてストレッチをします。


2、運動療法
緊張型頭痛のケアには、首や肩のまわりの緊張をほぐし、筋肉の血流をよくする頭痛体操が効果的です。次の@〜Bの運動を、それぞれ5〜10回繰り返します。

@ 肩の上げ下げ運動
両腕を下ろした状態から、ゆっくりと両肩を上げ力を抜いてストンと肩を下ろします。

A 首筋伸ばし運動
右手で頭を抱え、右横に頭を曲げて、左の首筋を伸ばします。そのまま、ゆっくり息を吐いたり吸ったりを40秒間繰り返します。反対側の右の首筋も同様に行います。首の後ろも両手を頭の後ろで組み、ゆっくり前倒して同様に行います。

B 首回し運動
肩の力を抜き、ゆっくりと首を回し反対にも回します。


3、いろいろなリラックス法
緊張型頭痛の人は、どちらかと言うと真面目で几帳面で手抜きができず根を詰めてしまいがちです。自分なりのリラックス法を見つけて、心身の緊張をやわらげるようにします。

@ 頭痛に効く入浴法
38〜40℃ほどのぬるめのお湯にゆっくり漬かり体をほぐします。長時間温まる場合は、半身浴になりますが、後頭部や首、肩にも温かい手を当ててしっかり温めましょう。

A ストレス解消に効く足湯
バケツに42〜45℃の少し熱めのお湯をくるぶしが隠れるくらい入れ、5〜10分間足をつけます。すりおろしたショウガをいれるとより温まります。

B アロマテラピーも効果的
香りで気分がリラックスする人は、浴槽にアロマオイルを入れたり、アロマオイルを少量手に取って、こめかみや首筋をマッサージするのも効果的です。
頭痛に良いとされるアロマオイルには、ラベンダー(鎮静作用にすぐれていて心身をリラックスさせる作用あり)、ローズマリー(肩や首のこりを改善し頭痛を和らげる作用あり)などがあります。


4、十分な睡眠
@ 頭痛が起こった時に重要なのは睡眠です。頭痛は過労やストレスも大きな誘因となっていますが、睡眠はそうした誘因を解消してくれる手軽な対処法です。睡眠をとる時間があるときは、先ずはひと眠りするのがよいでしょう。

A 睡眠時の枕の高さも大切です。やわらか過ぎる枕や高過ぎる枕は、首の筋肉が休まりません。自分に合った高さで、適度な硬さの枕を選び首の筋肉を休めましょう。

B 睡眠不足が続いている人は、昼寝も効果的です。ただ、昼寝は30分以内にとどめます。長時間の昼寝が頭痛を重くする人もいます。


5、薬物療法
@ 緊張型頭痛に対する薬は、あくまでも一時的なもので、薬だけでは根本的な解決にはなりません。原因となっている体や心のストレスを取り除くことが重要なのです。

A リラックス法をいろいろ実行しても、痛みが治まらない場合には、早めに「神経内科」や「脳神経外科」を受診しましょう。最近では、「頭痛センター」や「頭痛外来」のある病院もあります。
病院では、筋肉の緊張をとる「筋弛緩薬」や「抗うつ薬」、「鎮痛薬」などが処方されます。ただ、精神的ストレスが原因の場合は、鎮痛薬は効きません。

B 市販薬は一時しのぎの利用に止めておきましょう。月に10日以上飲むなど利用頻度が高くなると「薬物乱用頭痛」が起こり、頭痛がかえって悪化するおそれもあります。十分注意する必要があります。




●●●● ご参考:「片頭痛」について ●●●●


日本では緊張型頭痛の経験のある人は2200万人と多く、次いで多いのは片頭痛のある人で
800万人と推計されています。ここでは、ご参考までに「片頭痛」についてご紹介します。

1、片頭痛の特徴
@ 頭の片側がズキズキと脈打つように痛み、両側が痛むこともあります。痛みがある時に体を動かすと痛みがひどくなるのが特徴です。吐き気や嘔吐、肩・首筋の痛みを伴うほか、光や音などにも過敏になります。「閃輝暗点」という症状が現れる人もいます。

A 片頭痛の起こる仕組みは、詳しく分かっていない部分もありますが、頭の血管が拡張し、周辺の炎症によって神経が刺激されて起こると考えられています。

B 片頭痛のきっかけは、ストレスや肩こりが最も一般的です。そのほか、ストレスから解放された時、人込みや強い光、強い臭いなどの刺激、寝過ぎ・寝不足、気候や寒暖の差、チョコレートの食べ過ぎ、ワインの飲み過ぎ、空腹などが誘因になる人もいます。
また、月経や出産などで女性ホルモンの分泌量が変動することも誘因になります。


2、片頭痛の対処法
@ 片頭痛は、体を動かすと痛みが強くなるため、安静を保つことが第一です。横になってしばらく静かに休みましょう。光や音が刺激となる場合は、照明を消して薄暗く静かな場所で安静にします。

A こめかみのあたりの動脈の通っている部分を軽く圧迫したり、冷たいタオルで冷やすのも効果的です。

B 吐き気や嘔吐がない場合は、血管収縮作用のあるカフェインを含むコーヒーや紅茶を飲むのも一つの方法です。

C 予防方法の一つとしては、自分の睡眠サイクルを見つけ、睡眠をしっかり取るようにします。夜更かしを避け、寝不足にならないようにすると共に、寝過ぎにも注意します。昼寝は30分以内に留めます。

D 片頭痛は、ストレスから解放されてホッとする週末などに起こり易いため、できるだけその日のストレスはその日の内に軽くすることが大切です。
入浴が効果的ですが、片頭痛が起こりそうな時は控えてください。痛みが誘発される可能性があるからです。この場合は、シャワーだけですませ、さっさと寝ることです。
また、ストレスの解消にはアロマテラピーも効果的です。片頭痛に良いとされるアロマオイルとしては、ペパーミントやマジョラムがあります。

E 痛みがなく通常の生活を送っている時であれば、有酸素運動として1日20〜30分のウオーキングを週3〜4回のペース、できれば毎日行います。ただ、片頭痛が起きている時は、体を動かすと痛みや吐き気が増しますので、ストレッチといえども控えます。

F 片頭痛の予防には、バランスの良い食事が基本です。併せて、予防効果があるビタミンB2とマグネシウムを積極的に摂りましょう。
ビタミンB2は玄米・胚芽米、納豆などの大豆食品、豚肉、卵、牛乳、うなぎ、緑黄色野菜などに、マグネシウムは豆腐などの大豆食品、ひじきやのりなどの海藻類、落花生などに豊富に含まれています。


3、片頭痛の治療
@ 根本的な治療法は、まだ確立されていませんが、痛みを抑えるために病院では頭痛薬が処方されます。その治療薬の主流はトリプタン製剤です。ただ、頭痛薬は人によって合う合わないがあり、片頭痛の人でも、トリプタンの効きにくい人もいます。
  この意味で、薬の選択は重要で、薬服用後の状況を正確に医師に伝えましょう。

A トリプタンには、のみ薬のほかに、片頭痛と同時に起こる吐き気や嘔吐で薬を飲めない人のために、点鼻薬や自己注射薬(高い即効性あり)もあります。

B 片頭痛を起こしにくくする薬として、カルシウム拮抗やベータ遮断薬などもあります。

C 市販の頭痛薬も多くあります。市販薬で痛みを抑えることができれば問題はありませんが、利用頻度が高くなると「薬物乱用頭痛」が起こり、悪化するおそれがありますので十分注意が必要です。 

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