眼精疲労の症状や原因、解消方法などについて知りたい方に

眼精疲労と目薬


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眼精疲労を治すには、原因と思われる要因を一つ一つ潰し、原因をしっかりと特定して、その原因を取り除く根本療法が基本です。例えば、長時間のパソコン作業など目の使い過ぎが原因であれば、そのワークスタイルを徹底して直すことが治療の基本です。

目薬には、目の疲れを改善したり炎症を鎮めたり目の表面を潤したり、ビタミンを補給するなど様々な効果がありますが、目薬は症状をやわらげるための対処療法であり、抜本的に治すには原因を取り除く根本療法が必要であることを認識しておかねばなりません。




●●●● 市販の目薬 ●●●●


  1. 市販の目薬は、ロート製薬や参天製薬など大手製薬会社を中心にさまざまなタイプの目薬が販売されていますが、様々な成分がブレンドされているため、濃度は薄く作用もマイルドと言えます。症状が比較的軽ければ、市販の目薬を利用するのもよろしいでしょう。

  2. 目薬を選ぶに当たっては、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。疲れ目用、かすみ目用、ドライアイ用などの表示のほか、含まれている成分や効能・効果をよく確認しましょう。

  3. 酷使した目の疲れに効果的な目薬を2薬品紹介しましょう。

    @「 ロートV11 」(第2類医薬品 ロート製薬)
    ピント調節機能を回復して目の疲れを改善するネオスチグミンチル硫酸塩や新陳代謝を促進して目の疲れを改善するビタミンB6を中心に11種の有効成分をバランスよく配合された目薬です。

    A「 サンテメディカル10 」(第2類医薬品 参天製薬)
    ピント調節機能を回復して目の疲れを改善するネオスチグミンミチル硫酸塩や毛様体筋の働きを活発にして目の疲れを改善するビタミンB12を中心に10種の有効成分が最大濃度配合の目薬です。

    * 第2類医薬品は、薬剤師または登録販売者から購入者に対して、極力情報を提供するよう努めることとされている薬です。なお、 第3類医薬品は、購入者から特別希望がなければ、情報提供の義務はないとされている薬です。

  4. 市販の目薬をさしても改善しない場合は早めに眼科を受診しましょう。市販の目薬に頼り過ぎて、症状を悪化させないことが大切です。


●●●● 眼科処方の目薬 ●●●●


  1. 眼精疲労の治療薬としては、目のピント調節に関係する筋肉の働きを改善する「サンコバ点眼液0.02%」(参天製薬)や「ソフティア点眼液0.02%」(千寿製薬)など、弱めの目薬が最初に処方されます。また、内服薬やビタミン剤などを服用する場合もあります。

  2. 眼精疲労の症状が強く、毛様体筋が緊張してけいれんを起こす「調節けいれん」の状態にある場合は、毛様体筋を休ませる点眼薬である低濃度の「サイプレジン1%」(参天製薬)などで治療する場合があります。

  3. 眼精疲労がドライアイに起因している場合は、ヒアルロン酸ナトリウムが配合されている「ヒアレイン点眼液0.1%」(参天製薬)や「テイアバランス0.1%」(千寿製薬)などで治療します。0.1%製剤で効果が不十分な場合は、「ヒアレイン0.3%」などで治療します。

  4. 眼精疲労でもヒアルロン酸ナトリウム配合の目薬で治らない人は、涙の質の変化、つまり涙の層の一つである「ムチン層」に問題がある可能性が高く、この場合はジクアホソルナトリウムの配合された「ジクアス点眼液3%」(参天製薬)や「ムコスタ点眼液UD2%」(大塚製薬)が処方されます。


●●●● 目薬の正しいさし方 ●●●●


  1. 症状を目薬で効果的に改善するには、正しく点眼することがポイントです。さし方に問題があると、折角の目薬の効能・効果が十分に発揮されませんので注意しましょう。

  2. 目薬を正しくさすポイントは、次の@〜Cの通りです。

    @ 目薬をさした後は、目薬の成分を目の表面に行き渡らせるために、目を静かに1分ほど閉じています。さした後、目をパチパチすると目薬が鼻へと流れ出て効果が減少してしまいます。

    A 市販の目薬は説明書に記載されている用法・用量(1回何滴、1日何回の点眼)を守ります。眼科処方の目薬は、1滴だけさせば十分です。何滴もたらすと涙で成分が流れ出て逆効果になる場合があります。

    B 目薬をさす時、容器の先を目やまぶた、まつ毛に触れないように注意し、目から2〜3cm離して点眼します。触れると汚染や異物混入の原因になります。

    C 他の目薬も使う場合は、5分以上間隔を開けてさします。


●●●● 目薬の使用期限 ●●●●


  1. 目薬の容器や箱に表示されている使用期限は開封前の期限です。

  2. 開封後の使用期間は、防腐剤入りの目薬でも2ケ月程度が目安です。使用状況や保管状況(場所、温度など)などにもよりますが、開封後3ケ月以上過ぎたものは使わない方がいいでしょう。防腐剤入りのものでも一度開けてしまえば、多少なりとも品質が劣化します。また、何度も使っていれば、空気中の細菌が付着することがあります。

  3. 使用期限内であっても、使った目薬を再度使う場合、目薬中に濁りや浮遊物など異常が見られた場合は使用を止めます。

  4. 眼科で処方される防腐剤の入っていない目薬は、開封後10日間程度で使い切るようにします。

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